robocode
クラス AdvancedRobot

java.lang.Object
  |
  +--robocode._Robot
        |
        +--robocode.Robot
              |
              +--robocode._AdvancedRobot
                    |
                    +--robocode._AdvancedRadiansRobot
                          |
                          +--robocode.AdvancedRobot
実装されているすべてのインターフェース:
Runnable
直接の既知のサブクラス:
TeamRobot

public class AdvancedRobot
_AdvancedRadiansRobotを継承します。

機能の拡張されたロボットで、非ブロッキング呼び出し、 カスタム・イベント、ファイル・システムへの書き込みが可能です。

まだの場合は、Robot を作成しておく必要があります。

関連項目:
Robot

フィールドの概要
 
クラス robocode.Robot から継承されたフィールド
out
 
コンストラクターの要約
AdvancedRobot()
           
 
メソッドの要約
 void addCustomEvent(Condition condition)
           条件が満たされたときに呼び出されるカスタム・イベントを登録します。
 void clearAllEvents()
           保留中のすべてのイベントをただちに消去します。
 void execute()
           保留中の動作があればそれらをすべて実行し、 実行中の動作があれば実行を続けます。
 Vector getAllEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべてのイベントからなるベクトルを戻します。
 Vector getBulletHitBulletEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての BulletHitBulletEvent からなるベクトルを戻します。
 Vector getBulletHitEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての BulletHitEvent からなるベクトルを戻します。
 Vector getBulletMissedEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての BulletMissedEvent からなるベクトルを戻します。
 File getDataDirectory()
           RobocodeOutputStream を使って書き込むことのできるディレクトリーを表すファイルを戻します。
 File getDataFile(String filename)
           RobocodeOutputStream に書き込むことのできるデータ・ディレクトリー内のファイルを戻します。
 double getDistanceRemaining()
           ロボットの現在の移動動作における残りの距離を取得します。
 int getEventPriority(String eventClass)
           イベント・クラスの現在の優先順位を戻します。
 double getGunTurnRemaining()
           大砲が回転する残りの角度を取得します (360 度形式)。
 Vector getHitByBulletEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての HitByBulletEvent からなるベクトルを戻します。
 Vector getHitRobotEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての HitRobotEvent からなるベクトルを戻します。
 Vector getHitWallEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての HitWallEvent からなるベクトルを戻します。
 double getRadarTurnRemaining()
           レーダーが回転する残りの角度を取得します (360 度形式)。
 Vector getRobotDeathEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての RobotDeathEvent からなるベクトルを戻します。
 Vector getScannedRobotEvents()
           ロボットのキューに現在入っているすべての ScannedRobotEvent からなるベクトルを戻します。
 double getTurnRemaining()
           ロボットが回転する残りの角度を取得します (360 度形式)。
 boolean isAdjustGunForRobotTurn()
           ロボットの回転に合わせて大砲の向きを調整するよう設定されているかどうかを検査します。
 boolean isAdjustRadarForGunTurn()
           大砲の回転に合わせてレーダーの向きを調整するよう設定されているかどうかを検査します。
 boolean isAdjustRadarForRobotTurn()
           ロボットの回転に合わせてレーダーの向きを調整するよう設定されているかどうかを検査します。
 void onCustomEvent(CustomEvent event)
           カスタム条件が満たされたとき、このメソッドが呼び出されます。 使用例については、サンプル・ロボットをご覧ください。
 void onDeath(DeathEvent event)
           このメソッドは、ロボットが死んだときに呼び出されます。 このイベントが通知されるようにするには、 ロボットのコードでこのメソッドをオーバーライドする必要があります。
 void onSkippedTurn(SkippedTurnEvent event)
           このメソッドは、 次の動作までの間に極端に長い時間がかかっている場合に呼び出されます。
 void removeCustomEvent(Condition condition)
           (条件によって指定された) カスタム・イベントを除去します。
 void setAhead(double distance)
           ロボットがある距離だけ前進するよう設定します。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。
 void setBack(double distance)
           ロボットがある距離だけ後退するよう設定します。
 void setEventPriority(String eventClass, int priority)
           イベント・クラスの優先順位を設定します。
 void setInterruptible(boolean interruptible)
           イベント・ハンドラー中にこれを呼び出すと、 同じ優先順位の新しいイベントがその後に生成された場合、 新しいイベントがイベント・ハンドラーを再開できるようになります。
 void setMaxTurnRate(double newMaxTurnRate)
           1 刻時につき 10 度よりも遅く回転させるには、 このメソッドを呼び出して設定してください。
 void setMaxVelocity(double newMaxVelocity)
           ロボットのスピードを 8 未満に制限するには、 このメソッドを呼び出します。
 void setResume()
           stop() または setStop() によってロボットの動きが停止された場合に、 その動作を再開するよう設定します。
 void setStop()
           この呼び出しは stop() と似ていますが、 ただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。
 void setStop(boolean overwrite)
           この呼び出しは stop(boolean) と似ていますが、 ただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。
 void setTurnGunLeft(double degrees)
           大砲が左向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。
 void setTurnGunRight(double degrees)
           大砲が右向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。
 void setTurnLeft(double degrees)
           ロボットが左向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。
 void setTurnRadarLeft(double degrees)
           レーダーが左向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。
 void setTurnRadarRight(double degrees)
           レーダーが右向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。
 void setTurnRight(double degrees)
           ロボットが右向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。
 void waitFor(Condition condition)
           condition.test() が真を戻すまで、戻されません。
 
クラス robocode._AdvancedRadiansRobot から継承されたメソッド
getGunHeadingRadians, getGunTurnRemainingRadians, getHeadingRadians, getRadarHeadingRadians, getRadarTurnRemainingRadians, getTurnRemainingRadians, setTurnGunLeftRadians, setTurnGunRightRadians, setTurnLeftRadians, setTurnRadarLeftRadians, setTurnRadarRightRadians, setTurnRightRadians, turnGunLeftRadians, turnGunRightRadians, turnLeftRadians, turnRadarLeftRadians, turnRadarRightRadians, turnRightRadians
 
クラス robocode._AdvancedRobot から継承されたメソッド
endTurn, getGunHeadingDegrees, getHeadingDegrees, getMaxWaitCount, getRadarHeadingDegrees, getWaitCount, setTurnGunLeftDegrees, setTurnGunRightDegrees, setTurnLeftDegrees, setTurnRadarLeftDegrees, setTurnRadarRightDegrees, setTurnRightDegrees, turnGunLeftDegrees, turnGunRightDegrees, turnLeftDegrees, turnRadarLeftDegrees, turnRadarRightDegrees, turnRightDegrees
 
クラス robocode.Robot から継承されたメソッド
ahead, back, doNothing, finalize, fire, fireBullet, getBattleFieldHeight, getBattleFieldWidth, getEnergy, getGunCoolingRate, getGunHeading, getGunHeat, getHeading, getHeight, getName, getNumRounds, getOthers, getRadarHeading, getRoundNum, getTime, getVelocity, getWidth, getX, getY, onBulletHit, onBulletHitBullet, onBulletMissed, onHitByBullet, onHitRobot, onHitWall, onRobotDeath, onScannedRobot, onWin, resume, run, scan, setAdjustGunForRobotTurn, setAdjustRadarForGunTurn, setAdjustRadarForRobotTurn, setColors, stop, stop, turnGunLeft, turnGunRight, turnLeft, turnRadarLeft, turnRadarRight, turnRight
 
クラス robocode._Robot から継承されたメソッド
getBattleNumgetGunChargegetGunImageNamegetLifegetNumBattlesgetRadarImageNamegetRobotImageNamesetGunImageNamesetPeersetRadarImageNamesetRobotImageName
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
equalsgetClasshashCodenotifynotifyAlltoStringwaitwaitwait
 

コンストラクターの詳細

AdvancedRobot

public AdvancedRobot()
メソッドの詳細

getDistanceRemaining

public double getDistanceRemaining()
ロボットの現在の移動動作における残りの距離を取得します。


setAhead

public void setAhead(double distance)
ロボットがある距離だけ前進するよう設定します。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


setBack

public void setBack(double distance)
ロボットがある距離だけ後退するよう設定します。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


setTurnLeft

public void setTurnLeft(double degrees)
ロボットが左向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


setTurnRight

public void setTurnRight(double degrees)
ロボットが右向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


addCustomEvent

public void addCustomEvent(Condition condition)
条件が満たされたときに呼び出されるカスタム・イベントを登録します。 使用例については、サンプル・ロボットをご覧ください。

パラメーター:
condition - 満たされるべき条件。

clearAllEvents

public void clearAllEvents()
保留中のすべてのイベントをただちに消去します。


execute

public void execute()
保留中の動作があればそれらをすべて実行し、 実行中の動作があれば実行を続けます。 このメソッドは、動作が開始した後で戻されます。 高性能のロボットでは、この機能が頻繁に呼び出されることでしょう。

以下の例では、ロボットは回転しながら移動します。

   setTurnRight(90);
   setAhead(100);
   execute();
   while (getDistanceRemaining() != 0 && getTurnRemaining() != 0) {
     execute();
   }
 


getAllEvents

public Vector getAllEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべてのイベントからなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getAllEvents();
   Event e;
   for (int i = 0; i < v.size(); i++) {
      e = (Event)v.elementAt(i);
      if (e instanceof HitRobotEvent)
         (e に関する何らかの処理を行う) 
      else if (e instanceof HitByBulletEvent)
         (e に関する何か別の処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onBulletHit(robocode.BulletHitEvent), Robot.onBulletHitBullet(robocode.BulletHitBulletEvent), Robot.onBulletMissed(robocode.BulletMissedEvent), Robot.onHitByBullet(robocode.HitByBulletEvent), Robot.onHitRobot(robocode.HitRobotEvent), Robot.onHitWall(robocode.HitWallEvent), onSkippedTurn(robocode.SkippedTurnEvent), BulletHitEvent, BulletMissedEvent, HitByBulletEvent, HitRobotEvent, HitWallEvent, SkippedTurnEvent, Event, Vector

getBulletHitBulletEvents

public Vector getBulletHitBulletEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての BulletHitBulletEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getBulletHitBulletEvents();
   BulletHitBulletEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (BulletHitBulletEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onBulletHitBullet(robocode.BulletHitBulletEvent), BulletHitBulletEvent, Vector

getBulletHitEvents

public Vector getBulletHitEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての BulletHitEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getBulletHitEvents();
   BulletHitEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (BulletHitEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onBulletHit(robocode.BulletHitEvent), BulletHitEvent, Vector

getBulletMissedEvents

public Vector getBulletMissedEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての BulletMissedEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getBulletHitEvents();
   BulletMissedEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (BulletMissedEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onBulletMissed(robocode.BulletMissedEvent), BulletMissedEvent, Vector

getDataDirectory

public File getDataDirectory()
RobocodeOutputStream を使って書き込むことのできるディレクトリーを表すファイルを戻します。 システムが自動的にディレクトリーを作成するので、 ユーザーはディレクトリーを作成する必要がありません。

関連項目:
getDataFile(java.lang.String)

getDataFile

public File getDataFile(String filename)
RobocodeOutputStream に書き込むことのできるデータ・ディレクトリー内のファイルを戻します。 システムが自動的にディレクトリーを作成するので、 ユーザーはディレクトリーを作成する必要がありません。 使用例については、サンプル・ロボットをご覧ください。

関連項目:
getDataDirectory()

getEventPriority

public int getEventPriority(String eventClass)
イベント・クラスの現在の優先順位を戻します。 例:
   int myHitRobotPriority = getEventPriority("HitRobotEvent");
 

パラメーター:
eventClass - イベント・クラスの名前 (文字列)
関連項目:
setEventPriority(java.lang.String, int)

getGunTurnRemaining

public double getGunTurnRemaining()
大砲が回転する残りの角度を取得します (角度は 360 度形式)。

戻り値:
大砲が回転する残りの角度 (360 度形式)

getHitByBulletEvents

public Vector getHitByBulletEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての HitByBulletEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getHitByBulletEvents();
   HitByBulletEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (HitByBulletEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onHitByBullet(robocode.HitByBulletEvent), HitByBulletEvent, Vector

getHitRobotEvents

public Vector getHitRobotEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての HitRobotEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getHitRobotEvents();
   HitRobotEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (HitRobotEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onHitRobot(robocode.HitRobotEvent), HitRobotEvent, Vector

getHitWallEvents

public Vector getHitWallEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての HitWallEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getHitWallEvents();
   HitWallEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (HitWallEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onHitWall(robocode.HitWallEvent), HitWallEvent, Vector

getRadarTurnRemaining

public double getRadarTurnRemaining()
レーダーが回転する残りの角度を取得します (角度は 360 度形式)。

戻り値:
レーダーが回転する残りの角度 (360 度形式)

getRobotDeathEvents

public Vector getRobotDeathEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての RobotDeathEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getRobotDeathEvents();
   RobotDeathEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (RobotDeathEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onRobotDeath(robocode.RobotDeathEvent)RobotDeathEventVector

getScannedRobotEvents

public Vector getScannedRobotEvents()
ロボットのキューに現在入っているすべての ScannedRobotEvent からなるベクトルを戻します。 たとえば、他のイベントを処理している間に、 このメソッドを呼び出すことができます。

例:

   Vector v = getScannedRobotEvents();
   ScannedRobotEvent e;
   for (int i = 0; i < e.size(); i++) {
      e = (ScannedRobotEvent)v.elementAt(i);
       (e に関する何らかの処理を行う) 
   }
 

関連項目:
Robot.onScannedRobot(robocode.ScannedRobotEvent), ScannedRobotEvent, Vector

getTurnRemaining

public double getTurnRemaining()
ロボットが回転する残りの角度を取得します (角度は 360 度形式)。

戻り値:
ロボットが回転する残りの角度 (360 度形式)

isAdjustGunForRobotTurn

public boolean isAdjustGunForRobotTurn()
ロボットの回転に合わせて大砲の向きを調整するよう設定されているかどうかを検査します。

戻り値:
ロボットの回転に合わせて大砲の向きを調整するよう設定されているかどうか
関連項目:
Robot.setAdjustGunForRobotTurn(boolean)

isAdjustRadarForGunTurn

public boolean isAdjustRadarForGunTurn()
大砲の回転に合わせてレーダーの向きを調整するよう設定されているかどうかを検査します。

戻り値:
大砲の回転に合わせてレーダーの向きを調整するよう設定されているかどうか
関連項目:
Robot.setAdjustRadarForGunTurn(boolean)

onCustomEvent

public void onCustomEvent(CustomEvent event)
カスタム条件が満たされたとき、このメソッドが呼び出されます。 使用例については、サンプル・ロボットをご覧ください。

パラメーター:
event - ゲームによって設定されるイベント
関連項目:
addCustomEvent(robocode.Condition), CustomEvent, Event

removeCustomEvent

public void removeCustomEvent(Condition condition)
(条件によって指定された) カスタム・イベントを除去します。 使用例については、サンプル・ロボットをご覧ください。

パラメーター:
condition - 除去する条件
関連項目:
addCustomEvent(robocode.Condition)

setEventPriority

public void setEventPriority(String eventClass,
                             int priority)
イベント・クラスの優先順位を設定します。 イベントは優先順位に従って onXxxxxx ハンドラーに送られ、 優先順位のより高いイベントはより低いイベントに割り込むことができます。 優先順位が同じである複数のイベントに関しては、 より新しいイベントが常に先に送られます。 有効な優先順位は 0 から 99 までで、100 は予約されてます。 例:
  setEventPriority("RobotDeathEvent",15);
 
デフォルトの優先順位は、低い方から順に、以下のとおりです。
	ScannedRobotEvent: 		10
	HitRobotEvent:     		20
	HitWallEvent:      		30
	HitByBulletEvent:  		40
	BulletHitEvent:    		50
	BulletHitBulletEvent:	50
	BulletMissedEvent: 		60
	RobotDeathEvent:   		70
	CustomEvent:       		80
	SkippedTurnEvent:  		100
	WinEvent:          		100
	DeathEvent:        		100
 

パラメーター:
eventClass - 優先順位を設定する対象のイベント・クラスの名前を含む文字列
priority - そのクラスの新しい優先順位
関連項目:
_Robot.setInterruptible(boolean)

setInterruptible

public void setInterruptible(boolean interruptible)
イベント・ハンドラー中にこれを呼び出すと、 同じ優先順位の新しいイベントがその後に生成された場合、 新しいイベントがイベント・ハンドラーを再開できるようになります。

   onScannedRobot(ScannedRobotEvent e) {
       fire(1);
       setInterruptible(true);
       ahead(100); // 前進中に他のロボットを発見すると
                   // このハンドラーが最初から開始します。
                   // setInterruptible がなければ、スキャン・
                   // イベントを受け取ることができません。
       // 移動中に他のロボットが発見されない場合に限り、ここに達します
       out.println("Ok, I can't see anyone");
   }
 

オーバーライドされるメソッド:
クラス _RobotsetInterruptible
パラメーター:
interruptible - 優先順位が等しい新しいイベントによって、 このイベント・ハンドラーが割り込まれるかどうか。

setMaxTurnRate

public void setMaxTurnRate(double newMaxTurnRate)
1 刻時につき 10 度よりも遅く回転させるには、 このメソッドを呼び出して設定します。


setMaxVelocity

public void setMaxVelocity(double newMaxVelocity)
ロボットのスピードを 8 未満に制限するには、 このメソッドを呼び出します。


setResume

public void setResume()
stop() または setStop() によってロボットの動きが停止された場合に、 その動作を再開するよう設定します。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。

関連項目:
setStop(), Robot.stop()

setStop

public void setStop()
この呼び出しは stop() と似ていますが、 ただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。 以前の停止のときの動作がまだ保存されている場合、 これは無効になります。 この呼び出しは setStop(false) 呼び出しと同等です。

関連項目:
setStop(boolean), setResume(), Robot.stop(), Robot.resume()

setStop

public void setStop(boolean overwrite)
この呼び出しは stop(boolean) と似ていますが、 ただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。 以前の停止のときの動作がまだ保存されている場合、 setStop(true) を呼び出すことによってそれを上書きできます。

関連項目:
setStop(), setResume(), Robot.stop(), Robot.resume()

setTurnGunLeft

public void setTurnGunLeft(double degrees)
大砲が左向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


setTurnGunRight

public void setTurnGunRight(double degrees)
大砲が右向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


setTurnRadarLeft

public void setTurnRadarLeft(double degrees)
レーダーが左向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


setTurnRadarRight

public void setTurnRadarRight(double degrees)
レーダーが右向きに回転するよう設定します (角度は 360 度形式)。 この呼び出しはただちに戻され、execute() を呼び出すか 実行動作を行うまで、実際には実行されません。


waitFor

public void waitFor(Condition condition)
condition.test() が真を戻すまで戻されません。 この呼び出しはただちに実行されます。 使用例については、サンプル・ロボットをご覧ください。


isAdjustRadarForRobotTurn

public boolean isAdjustRadarForRobotTurn()
ロボットの回転に合わせてレーダーの向きを調整するよう設定されているかどうかを検査します。

戻り値:
ロボットの回転に合わせてレーダーの向きを調整するよう設定されているかどうか
関連項目:
Robot.setAdjustRadarForRobotTurn(boolean)

onDeath

public void onDeath(DeathEvent event)
このメソッドは、ロボットが死んだときに呼び出されます。 このイベントが通知されるようにするには、 ロボットのコードでこのメソッドをオーバーライドする必要があります。 このセクションから呼び出された動作は無効になります。 このメソッドの意図は、負けたときに 何らかの計算や出力を実行できるようにすることです。

オーバーライドされるメソッド:
クラス RobotonDeath
パラメーター:
event - ゲームによって設定されるイベント
関連項目:
DeathEventEvent

onSkippedTurn

public void onSkippedTurn(SkippedTurnEvent event)
このメソッドは、 次の動作までの間に極端に長い時間がかかっている場合に呼び出されます。 これを 30 回受け取った場合、ロボットはそのラウンドから除外されます。 このイベントを受け取るのは動作を行った後です。したがって、 無限ループに入っているロボットはこのイベントをまったく受け取らず、 単に停止させられます。 理にかなった仕方で適切に設計されたロボットは、 このイベントを受け取ることがありません。

パラメーター:
event - ゲームによって設定されるイベント
関連項目:
SkippedTurnEvent, Event