JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.xml.validation
クラス TypeInfoProvider

java.lang.Object
  上位を拡張 javax.xml.validation.TypeInfoProvider

public abstract class TypeInfoProvider
extends Object

このクラスは ValidatorHandler によって判定された型情報にアクセスします。

W3C XML Schema などの一部のスキーマ言語では、バリデータで各属性および要素に割り当てる「型」を報告することが推奨されています。この型情報にアクセスしようとするアプリケーションでは、この「インタフェース」に定義されたメソッドを呼び出してそれらの型情報にアクセスできます。

この「インタフェース」の実装は ValidatorHandler.getTypeInfoProvider() メソッドによって取得できます。

導入されたバージョン:
1.5
関連項目:
TypeInfo

コンストラクタの概要
protected TypeInfoProvider()
          派生クラスのコンストラクタです。
 
メソッドの概要
abstract  TypeInfo getAttributeTypeInfo(int index)
          現在の要素の指定された属性の不変の TypeInfo オブジェクトを返します。
abstract  TypeInfo getElementTypeInfo()
          現在の要素の不変の TypeInfo オブジェクトを返します。
abstract  boolean isIdAttribute(int index)
          指定された属性が識別子であると判定された場合に true を返します。
abstract  boolean isSpecified(int index)
          属性がバリデータによって追加された場合 false を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

TypeInfoProvider

protected TypeInfoProvider()
派生クラスのコンストラクタです。

このコンストラクタは何も行いません。

メソッドの詳細

getElementTypeInfo

public abstract TypeInfo getElementTypeInfo()

現在の要素の不変の TypeInfo オブジェクトを返します。

メソッドはアプリケーションで ValidatorHandler に設定した ContentHandler の startElement イベントによってのみ呼び出すことができます。

戻り値:
現在の要素の型を表す不変の TypeInfo オブジェクト。呼び出し側は取得した TypeInfo をコールバックスコープより長く保持できることに注意。またはバリデータが何らかの理由 (たとえばバリデータが以前のエラーから回復中である場合など) により、現在の要素の型を判定できない場合、このメソッドは null を返す
例外:
IllegalStateException - このメソッドが他の ContentHandler メソッドから呼び出された場合

getAttributeTypeInfo

public abstract TypeInfo getAttributeTypeInfo(int index)
現在の要素の指定された属性の不変の TypeInfo オブジェクトを返します。

メソッドはアプリケーションで ValidatorHandler に設定した ContentHandler の startElement イベントによってのみ呼び出すことができます。

パラメータ:
index - 属性のインデックス。startElement コールバックに渡された Attributes オブジェクトの同じインデックス
戻り値:
指定された属性の型を表す不変の TypeInfo オブジェクト。呼び出し側は取得した TypeInfo をコールバックスコープより長く保持できることに注意。またはバリデータが型を判定できない場合、このメソッドは null を返す
例外:
IndexOutOfBoundsException - インデックスが無効な場合
IllegalStateException - このメソッドが他の ContentHandler メソッドから呼び出された場合

isIdAttribute

public abstract boolean isIdAttribute(int index)
指定された属性が識別子であると判定された場合に true を返します。

属性がどのようにして「識別子と判定される」かは、スキーマ言語により異なります。W3C XML Schema の場合は、属性の実際の型が組み込み識別子型またはその派生型であれば、識別子と判定されます。

DocumentBuilder はこの情報を使用して、Attr.isId() を正しく実装します。

メソッドはアプリケーションで ValidatorHandler に設定した ContentHandler の startElement イベントによってのみ呼び出すことができます。

パラメータ:
index - 属性のインデックス。startElement コールバックに渡された Attributes オブジェクトの同じインデックス
戻り値:
指定された属性のタイプが識別子である場合 true
例外:
IndexOutOfBoundsException - インデックスが無効な場合
IllegalStateException - このメソッドが他の ContentHandler メソッドから呼び出された場合

isSpecified

public abstract boolean isSpecified(int index)
属性がバリデータによって追加された場合 false を返します。

このメソッドは DocumentBuilderAttr.getSpecified() メソッドから返す必要がある DOM ツリーを特定するために必要な情報を提供します。

メソッドはアプリケーションで ValidatorHandler に設定した ContentHandler の startElement イベントによってのみ呼び出すことができます。

バリデータの一般的なガイドラインは、属性が最初からパイプラインに存在していた場合 true を返し、バリデータによって追加された場合 false を返すことです。

パラメータ:
index - 属性のインデックス。startElement コールバックに渡された Attributes オブジェクトの同じインデックス
戻り値:
バリデータが入力を処理する前から属性が存在していた場合は true。属性がバリデータによって追加された場合は false
例外:
IndexOutOfBoundsException - インデックスが無効な場合
IllegalStateException - このメソッドが他の ContentHandler メソッドから呼び出された場合

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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