JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.awt
クラス Cursor

java.lang.Object
  上位を拡張 java.awt.Cursor
すべての実装されたインタフェース:
Serializable

public class Cursor
extends Object
implements Serializable

マウスカーソルのビットマップ表現をカプセル化するクラスです。

関連項目:
Component.setCursor(java.awt.Cursor), 直列化された形式

フィールドの概要
static int CROSSHAIR_CURSOR
          十字のカーソル型です。
static int CUSTOM_CURSOR
          すべてのカスタムカーソルに関連付けられる型です。
static int DEFAULT_CURSOR
          デフォルトのカーソル型です (カーソルが定義されていない場合に設定される)。
static int E_RESIZE_CURSOR
          東方向サイズ変更のカーソル型です。
static int HAND_CURSOR
          手の形状のカーソル型です。
static int MOVE_CURSOR
          移動カーソル型です。
static int N_RESIZE_CURSOR
          北方向サイズ変更のカーソル型です。
protected  String name
          ユーザに表示されるカーソルの名前です。
static int NE_RESIZE_CURSOR
          北東方向サイズ変更のカーソル型です。
static int NW_RESIZE_CURSOR
          北西方向サイズ変更のカーソル型です。
protected static Cursor[] predefined
           
static int S_RESIZE_CURSOR
          南方向サイズ変更のカーソル型です。
static int SE_RESIZE_CURSOR
          南東方向サイズ変更のカーソル型です。
static int SW_RESIZE_CURSOR
          南西方向サイズ変更のカーソル型です。
static int TEXT_CURSOR
          テキストのカーソル型です。
static int W_RESIZE_CURSOR
          西方向サイズ変更のカーソル型です。
static int WAIT_CURSOR
          待ち状態のカーソル型です。
 
コンストラクタの概要
  Cursor(int type)
          指定された型の新しいカーソルオブジェクトを生成します。
protected Cursor(String name)
          指定された名前の新しいカスタムカーソルオブジェクトを生成します。
 
メソッドの概要
protected  void finalize()
          このオブジェクトへの参照はもうないとガベージコレクションによって判断されたときに、ガベージコレクタによって呼び出されます。
static Cursor getDefaultCursor()
          システムのデフォルトのカーソルを返します。
 String getName()
          このカーソルの名前を返します。
static Cursor getPredefinedCursor(int type)
          指定された定義済みの型のカーソルオブジェクトを返します。
static Cursor getSystemCustomCursor(String name)
          指定された名前に一致するシステム固有のカスタムカーソルオブジェクトを返します。
 int getType()
          このカーソルの型を返します。
 String toString()
          このカーソルの文字列表現を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

DEFAULT_CURSOR

public static final int DEFAULT_CURSOR
デフォルトのカーソル型です (カーソルが定義されていない場合に設定される)。

関連項目:
定数フィールド値

CROSSHAIR_CURSOR

public static final int CROSSHAIR_CURSOR
十字のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

TEXT_CURSOR

public static final int TEXT_CURSOR
テキストのカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

WAIT_CURSOR

public static final int WAIT_CURSOR
待ち状態のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

SW_RESIZE_CURSOR

public static final int SW_RESIZE_CURSOR
南西方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

SE_RESIZE_CURSOR

public static final int SE_RESIZE_CURSOR
南東方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

NW_RESIZE_CURSOR

public static final int NW_RESIZE_CURSOR
北西方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

NE_RESIZE_CURSOR

public static final int NE_RESIZE_CURSOR
北東方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

N_RESIZE_CURSOR

public static final int N_RESIZE_CURSOR
北方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

S_RESIZE_CURSOR

public static final int S_RESIZE_CURSOR
南方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

W_RESIZE_CURSOR

public static final int W_RESIZE_CURSOR
西方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

E_RESIZE_CURSOR

public static final int E_RESIZE_CURSOR
東方向サイズ変更のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

HAND_CURSOR

public static final int HAND_CURSOR
手の形状のカーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

MOVE_CURSOR

public static final int MOVE_CURSOR
移動カーソル型です。

関連項目:
定数フィールド値

predefined

protected static Cursor[] predefined

CUSTOM_CURSOR

public static final int CUSTOM_CURSOR
すべてのカスタムカーソルに関連付けられる型です。

関連項目:
定数フィールド値

name

protected String name
ユーザに表示されるカーソルの名前です。

関連項目:
getName()
コンストラクタの詳細

Cursor

public Cursor(int type)
指定された型の新しいカーソルオブジェクトを生成します。

パラメータ:
type - カーソルの型
例外:
IllegalArgumentException - 指定されたカーソル型が無効な場合

Cursor

protected Cursor(String name)
指定された名前の新しいカスタムカーソルオブジェクトを生成します。

注: このコンストラクタは、カスタムカーソルのサポートの一部として AWT の実装にだけ使用してください。アプリケーションでは Toolkit.createCustomCursor() を使用してください。

パラメータ:
name - ユーザに対して表示されるカーソルの名前です。
関連項目:
Toolkit.createCustomCursor(java.awt.Image, java.awt.Point, java.lang.String)
メソッドの詳細

getPredefinedCursor

public static Cursor getPredefinedCursor(int type)
指定された定義済みの型のカーソルオブジェクトを返します。

パラメータ:
type - 定義済みのカーソルの型
戻り値:
指定された定義済みのカーソル
例外:
IllegalArgumentException - 指定されたカーソル型が無効な場合

getSystemCustomCursor

public static Cursor getSystemCustomCursor(String name)
                                    throws AWTException,
                                           HeadlessException
指定された名前に一致するシステム固有のカスタムカーソルオブジェクトを返します。カーソル名は「Invalid.16x16」などになります。

パラメータ:
name - 目的のシステム固有のカスタムカーソルを説明する文字列
戻り値:
指定されたシステム固有のカスタムカーソル
例外:
HeadlessException - GraphicsEnvironment.isHeadless が true を返す場合
AWTException

getDefaultCursor

public static Cursor getDefaultCursor()
システムのデフォルトのカーソルを返します。


getType

public int getType()
このカーソルの型を返します。


getName

public String getName()
このカーソルの名前を返します。

戻り値:
このカーソルの地域対応された名前
導入されたバージョン:
1.2

toString

public String toString()
このカーソルの文字列表現を返します。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
このカーソルの文字列表現
導入されたバージョン:
1.2

finalize

protected void finalize()
                 throws Throwable
クラス Object の記述:
このオブジェクトへの参照はもうないとガベージコレクションによって判断されたときに、ガベージコレクタによって呼び出されます。サブクラスは finalize メソッドをオーバーライドして、システムリソースを破棄したり、その他のクリーンアップを行ったりすることができます。

finalize の一般的な規約では、finalize の呼び出しは、まだ生存している任意のスレッドがこのオブジェクトにアクセスする方法はないと、JavaTM 仮想マシンが判断した場合に行われます。ただし、ファイナライズの準備が済んだほかのオブジェクトまたはクラスをファイナライズするための処理の結果そうなった場合を除きます。finalize メソッドは、このオブジェクトを別のスレッドで再び利用可能にすることも含めて、任意のアクションを行うことができます。しかし、finalize の通常の用途は、オブジェクトを再生不可能な形で破棄する前のクリーンアップを実行することです。たとえば、入出力の接続を表すオブジェクトの finalize メソッドは、オブジェクトが永久的に破棄される前に、接続を切断するための明示的な入出力処理を行います。

Object クラスの finalize メソッドは、特別な処理を行いません。通常は、何もしないで復帰します。Object のサブクラスは、この定義をオーバーライドすることができます。

Java プログラミング言語は、任意のオブジェクトについてどのスレッドが finalize メソッドを呼び出すかを保証しません。しかし、finalize を呼び出すスレッドが、ユーザに可視な同期ロックを finalize 呼び出しの時点では保持していないことについては保証されます。キャッチされない例外を finalize メソッドがスローした場合、例外は無視され、オブジェクトのファイナライズは終了します。

あるオブジェクトについて finalize メソッドが呼び出されたあとに次の処理が発生するのは、まだ生存している任意のスレッドがこのオブジェクトにアクセスできる方法はないと、Java 仮想マシンが再び判断したときです。これには、ファイナライズの準備ができているほかのオブジェクトまたはクラスによって発生した処理も含まれ、その時点でこのオブジェクトは破棄されます。

任意のオブジェクトについて Java 仮想マシンが finalize メソッドを複数回呼び出すことはありません。

finalize メソッドによって例外がスローされると、finalize メソッドの処理は停止されます。そうでない場合は無視されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の finalize
例外:
Throwable - このメソッドで生じた Exception

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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