JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

java.awt
クラス AWTEvent

java.lang.Object
  上位を拡張 java.util.EventObject
      上位を拡張 java.awt.AWTEvent
すべての実装されたインタフェース:
Serializable
直系の既知のサブクラス:
ActionEvent, AdjustmentEvent, AncestorEvent, ComponentEvent, HierarchyEvent, InputMethodEvent, InternalFrameEvent, InvocationEvent, ItemEvent, TextEvent

public abstract class AWTEvent
extends EventObject

すべての AWT イベントのルートイベントクラスです。このクラスとそのサブクラスは、元の java.awt.Event クラスの代わりに使用されます。java.awt.event パッケージ外で定義されたこのルート AWTEvent クラスのサブクラスには、RESERVED_ID_MAX で定義した値より大きいイベント ID 値を定義する必要があります。

このクラスで定義されたイベントマスクは、コンポーネントサブクラスに必要です。コンポーネントサブクラスでは、登録されたリスナーによって選択されないイベント型を選択するために Component.enableEvents() を使用しています。リスナーがコンポーネントに登録されている場合、対応するイベントマスクはそのコンポーネントによってすでに内部で設定されています。

マスクは、AWTEventListener がどちらの型のイベントに対して待機するかを指定する場合にも使われます。マスクはビット単位の論理和で、Toolkit.addAWTEventListener に渡されます。

導入されたバージョン:
1.1
関連項目:
Component.enableEvents(long), Toolkit.addAWTEventListener(java.awt.event.AWTEventListener, long), ActionEvent, AdjustmentEvent, ComponentEvent, ContainerEvent, FocusEvent, InputMethodEvent, InvocationEvent, ItemEvent, HierarchyEvent, KeyEvent, MouseEvent, MouseWheelEvent, PaintEvent, TextEvent, WindowEvent, 直列化された形式

フィールドの概要
static long ACTION_EVENT_MASK
          アクションイベント選択用イベントマスクです。
static long ADJUSTMENT_EVENT_MASK
          調整イベント選択用イベントマスクです。
static long COMPONENT_EVENT_MASK
          コンポーネントイベント選択用イベントマスクです。
protected  boolean consumed
          転送元の処理後にイベントをピアにセンドバックするかどうかを制御します。
static long CONTAINER_EVENT_MASK
          コンテナイベント選択用イベントマスクです。
static long FOCUS_EVENT_MASK
          フォーカスイベント選択用イベントマスクです。
static long HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK
          階層境界イベント選択用のイベントマスクです。
static long HIERARCHY_EVENT_MASK
          階層イベント選択用のイベントマスクです。
protected  int id
          イベントの ID。
static long INPUT_METHOD_EVENT_MASK
          インプットメソッドイベント選択用イベントマスクです。
static long INVOCATION_EVENT_MASK
          呼び出しイベント選択用のイベントマスクです。
static long ITEM_EVENT_MASK
          項目イベント選択用イベントマスクです。
static long KEY_EVENT_MASK
          キーイベント選択用イベントマスクです。
static long MOUSE_EVENT_MASK
          マウスイベント選択用イベントマスクです。
static long MOUSE_MOTION_EVENT_MASK
          マウスモーションイベント選択用イベントマスクです。
static long MOUSE_WHEEL_EVENT_MASK
          マウスホイールイベント選択用イベントマスクです。
static long PAINT_EVENT_MASK
          ペイントイベント選択用のイベントマスクです。
static int RESERVED_ID_MAX
          予約済み AWT イベント ID の最大値です。
static long TEXT_EVENT_MASK
          テキストイベント選択用イベントマスクです。
static long WINDOW_EVENT_MASK
          ウィンドウイベント選択用イベントマスクです。
static long WINDOW_FOCUS_EVENT_MASK
          ウィンドウフォーカスイベント選択用イベントマスクです。
static long WINDOW_STATE_EVENT_MASK
          ウィンドウ状態イベント選択用イベントマスクです。
 
クラス java.util.EventObject から継承されたフィールド
source
 
コンストラクタの概要
AWTEvent(Event event)
          1.0 形式のイベントのパラメータを使用して、AWTEvent オブジェクトを構築します。
AWTEvent(Object source, int id)
          指定されたソースオブジェクトと型を使用して、AWTEvent オブジェクトを構築します。
 
メソッドの概要
protected  void consume()
          このイベントを消費できる場合は消費します。
 int getID()
          イベントの型を返します。
protected  boolean isConsumed()
          このイベントが消費されたかどうかを返します。
 String paramString()
          この Event の状態を表す文字列を返します。
 void setSource(Object newSource)
          イベントを新しいソースに再転送します。
 String toString()
          このオブジェクトの文字列表現を返します。
 
クラス java.util.EventObject から継承されたメソッド
getSource
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

フィールドの詳細

id

protected int id
イベントの ID。

関連項目:
getID(), AWTEvent(java.lang.Object, int)

consumed

protected boolean consumed
転送元の処理後にイベントをピアにセンドバックするかどうかを制御します。true の場合はセンドバックされず、false の場合はセンドバックされます。意味上のイベントは低レベルイベントに反応してピアで生成されるため、この値は常に true になります。

関連項目:
consume(), isConsumed()

COMPONENT_EVENT_MASK

public static final long COMPONENT_EVENT_MASK
コンポーネントイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

CONTAINER_EVENT_MASK

public static final long CONTAINER_EVENT_MASK
コンテナイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

FOCUS_EVENT_MASK

public static final long FOCUS_EVENT_MASK
フォーカスイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

KEY_EVENT_MASK

public static final long KEY_EVENT_MASK
キーイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

MOUSE_EVENT_MASK

public static final long MOUSE_EVENT_MASK
マウスイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

MOUSE_MOTION_EVENT_MASK

public static final long MOUSE_MOTION_EVENT_MASK
マウスモーションイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_EVENT_MASK

public static final long WINDOW_EVENT_MASK
ウィンドウイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

ACTION_EVENT_MASK

public static final long ACTION_EVENT_MASK
アクションイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

ADJUSTMENT_EVENT_MASK

public static final long ADJUSTMENT_EVENT_MASK
調整イベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

ITEM_EVENT_MASK

public static final long ITEM_EVENT_MASK
項目イベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

TEXT_EVENT_MASK

public static final long TEXT_EVENT_MASK
テキストイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

INPUT_METHOD_EVENT_MASK

public static final long INPUT_METHOD_EVENT_MASK
インプットメソッドイベント選択用イベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

PAINT_EVENT_MASK

public static final long PAINT_EVENT_MASK
ペイントイベント選択用のイベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

INVOCATION_EVENT_MASK

public static final long INVOCATION_EVENT_MASK
呼び出しイベント選択用のイベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

HIERARCHY_EVENT_MASK

public static final long HIERARCHY_EVENT_MASK
階層イベント選択用のイベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK

public static final long HIERARCHY_BOUNDS_EVENT_MASK
階層境界イベント選択用のイベントマスクです。

関連項目:
定数フィールド値

MOUSE_WHEEL_EVENT_MASK

public static final long MOUSE_WHEEL_EVENT_MASK
マウスホイールイベント選択用イベントマスクです。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_STATE_EVENT_MASK

public static final long WINDOW_STATE_EVENT_MASK
ウィンドウ状態イベント選択用イベントマスクです。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
定数フィールド値

WINDOW_FOCUS_EVENT_MASK

public static final long WINDOW_FOCUS_EVENT_MASK
ウィンドウフォーカスイベント選択用イベントマスクです。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目:
定数フィールド値

RESERVED_ID_MAX

public static final int RESERVED_ID_MAX
予約済み AWT イベント ID の最大値です。イベント ID を定義するプログラムは、この値より大きい ID を使用する必要があります。

関連項目:
定数フィールド値
コンストラクタの詳細

AWTEvent

public AWTEvent(Event event)
1.0 形式のイベントのパラメータを使用して、AWTEvent オブジェクトを構築します。

パラメータ:
event - 旧形式のイベント

AWTEvent

public AWTEvent(Object source,
                int id)
指定されたソースオブジェクトと型を使用して、AWTEvent オブジェクトを構築します。

パラメータ:
source - イベントの発生元オブジェクト
メソッドの詳細

setSource

public void setSource(Object newSource)
イベントを新しいソースに再転送します。主にイベントをオリジナルの重量ソースの軽量の子コンポーネントに再転送するために使用されます。

このメソッドは、クライアント定義された KeyboardFocusManagers などのイベント転送サブシステムからの使用だけを想定しています。一般的なクライアントからは使用できません。

パラメータ:
newSource - イベントをディスパッチする新規オブジェクト

getID

public int getID()
イベントの型を返します。


toString

public String toString()
このオブジェクトの文字列表現を返します。

オーバーライド:
クラス EventObject 内の toString
戻り値:
この EventObject の String 表現

paramString

public String paramString()
この Event の状態を表す文字列を返します。このメソッドは、デバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なります。返される文字列は空白の場合がありますが、null にはなりません。

戻り値:
このイベントの文字列表現

consume

protected void consume()
このイベントを消費できる場合は消費します。システムイベントは低レベルだけで消費できます。


isConsumed

protected boolean isConsumed()
このイベントが消費されたかどうかを返します。


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Standard Ed. 5.0

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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