JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.sound.sampled
クラス AudioPermission

java.lang.Object
  上位を拡張 java.security.Permission
      上位を拡張 java.security.BasicPermission
          上位を拡張 javax.sound.sampled.AudioPermission
すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Guard

public class AudioPermission
extends BasicPermission

AudioPermission クラスは、オーディオシステムリソースへのアクセス権を表します。AudioPermission にはターゲット名が含まれますが、アクションリストは含まれません。名前の付いたアクセス権を持つか、持たないかのどちらかです。

ターゲット名はオーディオアクセス権の名前です (下記を参照)。命名は階層プロパティの命名規約に従います。また、アスタリスクを使用して、すべてのオーディオアクセス権を表すこともできます。

次の表に、考えられる AudioPermission ターゲット名を示します。この表では、名前ごとに、アクセス権で許可される正確な機能とコードにアクセス権を付与したときのリスクについて説明します。

アクセス権ターゲット名 アクセス権により許可される機能 このアクセス権を許可した場合のリスク
play システム上の 1 つ以上のオーディオデバイスを介したオーディオ再生。アプリケーションでは、オーディオ再生 (レンダリング) を行うためのラインとミキサーの取得および操作が許可される このアクセス権により、1 つのラインからのオーディオがシステム上で再生中の他のオーディオとミックスされる可能性があり、また、ミキサーの操作が、そのミキサーを使用するすべてのラインのオーディオに影響を与えるため、他のアプリケーションに影響を及ぼす場合がある
record システム上の 1 つ以上のオーディオデバイスを介したオーディオ録音。アプリケーションでは、オーディオ録音 (取り込み) を行うためのラインとミキサーの取得および操作が許可される このアクセス権を使用する時には、ミキサーの操作は、そのミキサーを使用するすべてのラインのオーディオに影響するため、他のアプリケーションに影響を及ぼすことがある。このアクセス権によって、アプレットまたはアプリケーションはユーザを盗聴することができる

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
直列化された形式

コンストラクタの概要
AudioPermission(String name)
          「play」や「record」など、指定された記号名をもつ新しい AudioPermission オブジェクトを作成します。
AudioPermission(String name, String actions)
          「play」や「record」など、指定された記号名をもつ新しい AudioPermission オブジェクトを作成します。
 
メソッドの概要
 
クラス java.security.BasicPermission から継承されたメソッド
equals, getActions, hashCode, implies, newPermissionCollection
 
クラス java.security.Permission から継承されたメソッド
checkGuard, getName, toString
 
クラス java.lang.Object から継承されたメソッド
clone, finalize, getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

AudioPermission

public AudioPermission(String name)
「play」や「record」など、指定された記号名をもつ新しい AudioPermission オブジェクトを作成します。アスタリスクを使用して、すべてのオーディオのアクセス権を表示することができます。

パラメータ:
name - 新しい AudioPermission の名前
例外:
IllegalArgumentException - name が空の場合

AudioPermission

public AudioPermission(String name,
                       String actions)
「play」や「record」など、指定された記号名をもつ新しい AudioPermission オブジェクトを作成します。actions パラメータは現在は使用されていないので null を指定してください。

パラメータ:
name - 新しい AudioPermission の名前
actions - (使用されない。したがって null でなければならない)
例外:
IllegalArgumentException - name が空の場合

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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