JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

javax.management.openmbean
インタフェース TabularData

既知の実装クラスの一覧:
TabularDataSupport

public interface TabularData

TabularData インタフェースは、「表データ」構造を表現する特定の型の複合「公開データ」オブジェクトの動作を指定します。

導入されたバージョン:
1.5

メソッドの概要
 Object[] calculateIndex(CompositeData value)
          この TabularData インスタンスに、指定された複合データ value パラメータを参照するために使用されるインデックスが追加されている場合、このインデックスを計算します。
 void clear()
          この TabularData インスタンスからすべての CompositeData 値 (行) を削除します。
 boolean containsKey(Object[] key)
          この TabularData インスタンスに、インデックスが指定された key になっている CompositeData 値 (行) が含まれる場合に限り true を返します。
 boolean containsValue(CompositeData value)
          この TabularData インスタンスに、指定された CompositeData 値が含まれる場合に限り true を返します。
 boolean equals(Object obj)
          指定された obj パラメータとこの TabularData インスタンスが等しいかどうかを比較します。
 CompositeData get(Object[] key)
          この TabularData インスタンス内の、インデックスが keyCompositeData 値、または null (key に一致する値がない場合) を返します。
 TabularType getTabularType()
          この TabularData インスタンスを記述する「表型」を返します。
 int hashCode()
          この TabularData インスタンスのハッシュコード値を返します。
 boolean isEmpty()
          この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値の数 (行数) がゼロの場合、true を返します。
 Set keySet()
          この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値 (行) のキー (インデックス値) のセットビューを返します。
 void put(CompositeData value)
          この TabularData インスタンスに value を追加します。
 void putAll(CompositeData[] values)
          values 内のすべての要素をこの TabularData インスタンスに追加します。
 CompositeData remove(Object[] key)
          インデックスがこの TabularData インスタンスの key になっている CompositeData 値を削除し、削除された値を返します。
 int size()
          この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値の数 (行数) を返します。
 String toString()
          この TabularData インスタンスの文字列表現を返します。
 Collection values()
          この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値 (行) のコレクションビューを返します。
 

メソッドの詳細

getTabularType

TabularType getTabularType()
この TabularData インスタンスを記述する「表型」を返します。

戻り値:
表型

calculateIndex

Object[] calculateIndex(CompositeData value)
この TabularData インスタンスに、指定された複合データ value パラメータを参照するために使用されるインデックスが追加されている場合、このインデックスを計算します。このメソッドは、指定された value の型の妥当性を検査します。ただし、計算されたインデックスが、この TabularData インスタンス内の値を参照するためにすでに使用されているかどうかは検査しません。

パラメータ:
value - 複合データ値。この TabularData インスタンス内のこのデータ値のインデックスを計算する。このインスタンスの行の型と同じ複合型で、null 以外でなければならない
戻り値:
指定された value がこの TabularData インスタンス内に持つインデックス
例外:
NullPointerException - valuenull の場合
InvalidOpenTypeException - value がこの TabularData インスタンスの行の型定義に準拠していない場合

size

int size()
この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値の数 (行数) を返します。

戻り値:
含まれる値の数

isEmpty

boolean isEmpty()
この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値の数 (行数) がゼロの場合、true を返します。

戻り値:
この TabularData が空の場合は true

containsKey

boolean containsKey(Object[] key)
この TabularData インスタンスに、インデックスが指定された key になっている CompositeData 値 (行) が含まれる場合に限り true を返します。keynull の場合、またはこの TabularData インスタンスの TabularType 定義に準拠していない場合、このメソッドは false を返します。

パラメータ:
key - この TabularData 内にあるかどうかテストされるインデックス値
戻り値:
この TabularData が指定されたキーを持つ行の値を示す場合は true

containsValue

boolean containsValue(CompositeData value)
この TabularData インスタンスに、指定された CompositeData 値が含まれる場合に限り true を返します。valuenull の場合、またはこの TabularData インスタンスの行の型定義に準拠していない場合、このメソッドは false を返します。

パラメータ:
value - この TabularData 内にあるかどうかテストされる行の値
戻り値:
この TabularData インスタンスに指定された行の値が含まれる場合は true

get

CompositeData get(Object[] key)
この TabularData インスタンス内の、インデックスが keyCompositeData 値、または null (key に一致する値がない場合) を返します。

パラメータ:
key - 返される行のキー
戻り値:
key に対応する値
例外:
NullPointerException - keynull の場合
InvalidKeyException - key がこの TabularData インスタンスの TabularType 定義に準拠していない場合

put

void put(CompositeData value)
この TabularData インスタンスに value を追加します。value の複合型は、このインスタンスの行の型 (this.getTabularType().getRowType() によって返される複合型) と同じでなければなりません。また、この TabularData インスタンス内に、追加される value 用に計算されたインデックスを持つ既存の値が存在していてはなりません。value のインデックスは、この TabularData インスタンスの TabularType 定義に従って計算されます (TabularType.getIndexNames() を参照)。

パラメータ:
value - この TabularData インスタンスに新しい行として追加される複合データ値。このインスタンスの行の型と同じ複合型で、null 以外でなければならない
例外:
NullPointerException - valuenull の場合
InvalidOpenTypeException - value がこの TabularData インスタンスの行の型定義に準拠していない場合
KeyAlreadyExistsException - この TabularData インスタンスの TabularType 定義に準拠するように計算された value のインデックスが、配下の HashMap 内の既存の値とすでに一致している場合

remove

CompositeData remove(Object[] key)
インデックスがこの TabularData インスタンスの key になっている CompositeData 値を削除し、削除された値を返します。インデックスが key の値がない場合は null を返します。

パラメータ:
key - この TabularData インスタンス内に取得する値のインデックス。この TabularData インスタンスの行の型定義に対して有効かつ null 以外でなければならない
戻り値:
指定されたキーと関連付けられていた以前の値。キーのマッピングがなかった場合は null
例外:
NullPointerException - keynull の場合
InvalidKeyException - key がこの TabularData インスタンスの TabularType 定義に準拠していない場合

putAll

void putAll(CompositeData[] values)
values 内のすべての要素をこの TabularData インスタンスに追加します。values 内に、put で定義された制約を満たさない要素がある場合、または values 内の 2 つの要素で、この TabularData インスタンスの TabularType 定義に準拠するように計算されたインデックスが同じになっている場合、障害を記述する例外がスローされ、values の要素は追加されません。したがって、この TabularData インスタンスは変更されません。

パラメータ:
values - 複合データ値の配列。この値が、新しい行としてこの TabularData インスタンスに追加される。valuesnull または空文字列の場合、このメソッドは何もせずに終了する
例外:
NullPointerException - value の要素が null の場合
InvalidOpenTypeException - values 内の要素がこの TabularData インスタンスの行の型定義に準拠していない場合
KeyAlreadyExistsException - この TabularData インスタンスの TabularType 定義に準拠するように計算された values の要素のインデックスが、このインスタンス内の既存の値にすでに一致している場合、または values 内に同じインデックスを持つ値が 2 つ存在する場合

clear

void clear()
この TabularData インスタンスからすべての CompositeData 値 (行) を削除します。


keySet

Set keySet()
この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値 (行) のキー (インデックス値) のセットビューを返します。返される Set を使って、キーの繰り返し処理を行うことができます。

戻り値:
この TabularData インスタンス内で使用されるインデックス値のセットビュー

values

Collection values()
この TabularData インスタンスに含まれる CompositeData 値 (行) のコレクションビューを返します。返されるコレクションを使って、値の繰り返し処理を行うことができます。

戻り値:
この TabularData インスタンス内に含まれている行のコレクションビュー

equals

boolean equals(Object obj)
指定された obj パラメータとこの TabularData インスタンスが等しいかどうかを比較します。

次のすべての条件が満たされている場合に限り、true を返します。

  • obj が null でない
  • objTabularData インタフェースを実装している
  • 行型が等しい
  • 内容 (インデックスと値のマッピング) が等しい
これらの条件が満たされていれば、この equals メソッドは、TabularData インタフェースの異なった実装である obj パラメータに対して正常に機能します。
 

オーバーライド:
クラス Object 内の equals
パラメータ:
obj - この TabularData インスタンスと等しいかどうかを比較するオブジェクト
戻り値:
指定されたオブジェクトがこの TabularData インスタンスと等しい場合は true
関連項目:
Object.hashCode(), Hashtable

hashCode

int hashCode()
この TabularData インスタンスのハッシュコード値を返します。

TabularData インスタンスのハッシュコードは、equals の比較で使用されたすべての情報要素 (「表型」と、すべての値マッピングのインデックスとして定義された内容) のハッシュコードの合計です。

これにより、Object.hashCode() メソッドの一般規約によって要求される、任意の 2 つの TabularDataSupport インスタンス t1t2 で、t1.equals(t2) であれば t1.hashCode()==t2.hashCode() となることが保証されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の hashCode
戻り値:
この TabularDataSupport インスタンスのハッシュコード値
関連項目:
Object.equals(java.lang.Object), Hashtable

toString

String toString()
この TabularData インスタンスの文字列表現を返します。

文字列表現は、実装クラス名と、このインスタンスの表型で構成されます。

オーバーライド:
クラス Object 内の toString
戻り値:
この TabularData インスタンスの文字列表現

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