JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

パッケージ javax.accessibility

ユーザインタフェースコンポーネントと、これらのコンポーネントへのアクセスを提供するユーザ補助機能との間の規約を定義します。

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          説明

インタフェースの概要
Accessible インタフェース Accessible は、ユーザ補助機能パッケージのメインインタフェースです。
AccessibleAction AccessibleAction インタフェースは、1 つ以上のアクションを実行できるすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。
AccessibleComponent AccessibleComponent インタフェースは、画面に描画されるすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。
AccessibleEditableText AccessibleEditableText インタフェースは、編集可能なテキスト情報を画面に表示するすべてのクラスによって実装される必要があります。
AccessibleExtendedComponent AccessibleExtendedComponent インタフェースは、画面に描画されるすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。
AccessibleExtendedTable AccessibleExtendedTable クラスは、2 次元テーブル形式でデータを提示するユーザインタフェースコンポーネントについての拡張情報を提供します。
AccessibleExtendedText AccessibleExtendedText インタフェースには、AccessibleText インタフェースでは提供されていない追加のメソッドが含まれています。
AccessibleHypertext AccessibleHypertext クラスは、画面にハイパーテキスト情報を表示するすべてのクラスの基底クラスです。
AccessibleIcon AccessibleIcon インタフェースは、関連したアイコン (ボタンなど) を持つすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。
AccessibleKeyBinding AccessibleKeyBinding インタフェースは、オブジェクトの選択に使用できるキーボードニーモニックまたはキーボードショートカットなどのキーボードバインディングを持つすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。
AccessibleSelection この AccessibleSelection インタフェースは、現在選択されている子を判定したり、選択されているセットを変更するための標準的な機構をユーザ補助機能に提供します。
AccessibleStreamable  
AccessibleTable クラス AccessibleTable は、2 次元テーブル形式でデータを提示するユーザインタフェースコンポーネントを記述します。
AccessibleTableModelChange AccessibleTableModelChange インタフェースはテーブルモデルへの変更を記述します。
AccessibleText AccessibleText インタフェースは、テキスト情報を画面に表示するすべてのクラスによって実装される必要があります。
AccessibleValue AccessibleValue インタフェースは、数値をサポートするすべてのオブジェクト (スクロールバーなど) によってサポートされる必要があります。
 

クラスの概要
AccessibleAttributeSequence 連続したテキスト属性に関する情報
AccessibleBundle 強く型付けされた列挙を維持するために使用する基底クラスです。
AccessibleContext AccessibleContext は、すべてのユーザ補助機能を実装するオブジェクトが返す共通の最小情報を表します。
AccessibleHyperlink ハイパーテキストドキュメント内のリンクまたはリンクのセット (たとえば、クライアント側イメージマップなど) のカプセル化です。
AccessibleRelation Class AccessibleRelation は、AccessibleRelation を実装しているオブジェクトと、その他の 1 つ以上のオブジェクトとの間のリレーションを記述します。
AccessibleRelationSet AccessibleRelationSet クラスはコンポーネントのリレーションセットを判定します。
AccessibleResourceBundle 推奨されていません。 Java 2 プラットフォームのバージョン 1.3 では、このクラスは推奨されません。
AccessibleRole クラス AccessibleRole は、コンポーネントのユーザ補助機能を指定します。
AccessibleState オブジェクトが複数の選択範囲をサポートしている場合、オブジェクトのすべての子が選択されるようにします。
AccessibleStateSet クラス AccessibleStateSet は、コンポーネントの状態セットを指定します。
AccessibleTextSequence 連続したテキストに関する情報
 

パッケージ javax.accessibility の説明

ユーザインタフェースコンポーネントと、これらのコンポーネントへのアクセスを提供するユーザ補助機能との間の規約を定義します。Java Accessibility API を完全にサポートしている Java アプリケーションであれば、画面リーダや画面拡大機能などのユーザ補助機能と互換性を持ち、簡単に対応できます。画面リーダのオフスクリーンモデルに通常含まれている情報はすべて Java Accessibility API で提供されるので、この API を完全にサポートしている Java アプリケーションでは、画面リーダのオフスクリーンモデルは不要になります。

Java Accessibility API パッケージは、8 つの Java プログラミング言語インタフェースと、6 つの Java プログラミング言語クラスで構成されています。これらについて以下に説明します。

インタフェース Accessible

インタフェース Accessible は、Java Accessibility API のメインインタフェースです。Java Accessibility API をサポートするコンポーネントは、すべてこのインタフェースを実装する必要があります。このインタフェースには、クラス AccessibleContext のインスタンスを返す getAccessibleContext というメソッドがあります。Java アプリケーションでユーザ補助機能との互換性を得るには、少なくとも、アプリケーションのユーザインタフェースを構成するオブジェクトすべてにこのインタフェースを実装する必要があります。

クラス AccessibleContext

AccessibleContext は、ユーザ補助機能を実装するすべてのオブジェクトが返す共通の最小情報を表します。この情報は、Accessible インタフェースを実装するオブジェクトに対して getAccessibleContext メソッドを呼び出すことで取得されます。この情報には、オブジェクトのユーザ補助機能名、説明、役割、および状態や、オブジェクトの親および子についての情報などがあります。さらに、JavaBeansTM プロパティ変更のサポートが含まれているので、ユーザ補助機能プロパティの値が変化するとそれをユーザ補助機能で認識できます。また、AccessibleContext には、あるコンポーネントについての、より詳細なユーザ補助機能の情報を取得するためのメソッドがあります。このコンポーネントが AccessibleContext をサポートしている場合、これらのメソッドは、以下の 1 つ以上のインタフェースを実装するオブジェクトを返します。

クラス AccessibleRole

このクラスは、ユーザインタフェースでの Accessible オブジェクトの役割をカプセル化します。オブジェクトの役割は、AccessibleContext に対して getAccessibleRole メソッドを呼び出すことで取得されます。Accessible オブジェクトの役割には、「チェックボックス」、「メニュー項目」、「パネル」などがあります。これらの役割は、AccessibleRole.CHECK_BOXAccessibleRole.MENU_ITEMAccessibleRole.PANEL のように、このクラスの定数で識別されます。このクラスの定数は、オブジェクトに共通の役割の、強く型付けされた列挙を示します。このクラスの public コンストラクタは意図的に省略されており、アプリケーションはこのクラスから定数の 1 つを使用する必要があります。このクラスには、標準の役割が多数定義されていますが、将来このリストを拡張して、プログラマが定義した役割を追加することもできます。このとき、基底クラスを変更する必要はありません。

クラス AccessibleState

このクラスは、Accessible オブジェクトの個々の状態をカプセル化します。Accessible オブジェクトの状態には、「作動準備状態」、「ビジー」、「チェックされている」、「フォーカスされている」などがあります。これらの状態は、AccessibleState.ARMEDAccessibleState.BUSYAccessibleState.CHECKEDAccessibleState.FOCUSED のように、このクラスの定数で識別されます。Accessible オブジェクトの状態の総和は AccessibleStateSet と呼ばれ、AccessibleContext に対して getAccessibleStateSet メソッドを呼び出すことで取得されます。

このクラスの定数は、オブジェクトに共通の状態の、強く型付けされた列挙を示します。このクラスの public コンストラクタは意図的に省略されており、アプリケーションはこのクラスから定数の 1 つを使用する必要があります。このクラスには、標準の状態が多数定義されていますが、将来このリストを拡張して、プログラマが定義した状態を追加することもできます。このとき、基底クラスを変更する必要はありません。

クラス AccessibleStateSet

このクラスは、Accessible オブジェクトの状態のコレクションをカプセル化します。このコレクションは、AccessibleContext に対して getAccessibleStateSet メソッドを呼び出すことで取得されます。オブジェクトは複数の状態を持つことがあるので (たとえば、「チェックされている」と「フォーカスされている」の両方)、これらの状態のコレクションをカプセル化するためにこのクラスが必要になります。このクラスのメソッドを使用すると、状態セットから個々の AccessibleStates を取得できます。

クラス AccessibleBundle

このクラスは、強く型付けされた列挙を維持するために使用されます。このクラスは、AccessibleRole クラスおよび AccessibleState クラスのスーパークラスです。通常、プログラマはこのクラスを直接操作せず、AccessibleRole クラスや AccessibleState クラスを使用します。

インタフェース AccessibleAction

AccessibleAction インタフェースは、1 つ以上のアクションを実行できるすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。このインタフェースは、実行するアクションを決定し、オブジェクトにそれらのアクションを実行するように指示するための標準的な機構をユーザ補助機能に提供します。操作可能なオブジェクトはすべてこのインタフェースをサポートする必要があります。

アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext (Accessible を参照) を取得してから、AccessibleContextgetAccessibleAction メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleAction インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が null でなければ、そのオブジェクトはこのインタフェースをサポートしています。

インタフェース AccessibleComponent

AccessibleComponent インタフェースは、画面に描画されるすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。このインタフェースは、オブジェクトのグラフィカルな表現を判定および設定するための標準的な機構をユーザ補助機能に提供します。

アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext (Accessible を参照) を取得してから、AccessibleContextgetAccessibleComponent メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleComponent インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が null でなければ、そのオブジェクトはこのインタフェースをサポートしています。

インタフェース AccessibleSelection

AccessibleSelection インタフェースは、現在選択されている子を判定したり、選択されているセットを変更するための標準的な機構をユーザ補助機能に提供します。選択することができる子を持つすべてのオブジェクトは、この AccessibleSelection インタフェースをサポートする必要があります。

アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext (Accessible を参照) を取得してから、AccessibleContextgetAccessibleSelection メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleSelection インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が null でなければ、そのオブジェクトはこのインタフェースをサポートしています。

インタフェース AccessibleText

AccessibleText インタフェースは、編集可能なリッチテキストをアクセス可能にするための規約です。画面に表示されるすべてのテキストが編集可能なリッチテキストであるとは限りません (ボタン、ラベル、メニューなどに含まれている、ユーザが操作することのないテキストなど)。ただし、編集可能なテキストを含んでいるオブジェクトをユーザ補助機能と相互運用できるようにするには、これらのオブジェクトに AccessibleText インタフェースを実装する必要があります。

このインタフェースは、ピクセル座標間の移動や指定されたピクセル座標にあるテキストへの移動、テキスト内の指定された位置またはその前後にある文字、語、または文の取得、テキスト内の指定された位置にある文字の属性 (フォント、フォントサイズ、スタイルなど) の取得、選択されているテキストの取得 (存在する場合)、テキストの長さおよびテキストキャレット位置の取得をサポートします。

アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext (Accessible を参照) を取得してから、AccessibleContextgetAccessibleText メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleText インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が null でなければ、そのオブジェクトはこのインタフェースをサポートしています。

インタフェース AccessibleHypertext

AccessibleHypertext インタフェースは、ハイパーテキストの情報を画面に表示するすべてのオブジェクトによってサポートされる必要があります。このインタフェースは、内容、属性、および空間位置を使ってそのテキストにアクセスするための標準的な機構をユーザ補助機能に提供します。また、ハイパーリンクを操作するための標準的な機構も提供します。アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext (Accessible を参照) を取得してから、AccessibleContext の AccessibleContext.getAccessibleText() メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleHypertext インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が AccessibleHypertext を拡張するクラスの場合は、そのオブジェクトは AccessibleHypertext をサポートしています。

インタフェース AccessibleHyperlink

オブジェクトがハイパーリンクの場合、そのオブジェクトは AccessibleHyperlink インタフェースをサポートする必要があります。AccessibleHypertext オブジェクトに対して getLink メソッドを呼び出すと、このインタフェースを実装するオブジェクトが返されます。

インタフェース AccessibleValue

AccessibleValue インタフェースは、数値をサポートするすべてのオブジェクト (スクロールバーなど) によってサポートされる必要があります。このインタフェースは、数値を判定および設定したり、最小値および最大値を取得するための標準的な機構をユーザ補助機能に提供します。

アプリケーションは、オブジェクトの AccessibleContext (Accessible を参照) を取得してから、AccessibleContextgetAccessibleValue メソッドを呼び出すと、オブジェクトが AccessibleValue インタフェースをサポートするかどうかを判定できます。戻り値が null でなければ、そのオブジェクトはこのインタフェースをサポートしています。

導入されたバージョン:
JDK1.2

JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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