JavaTM 2 Platform
Standard Ed. 5.0

パッケージ java.nio

データのコンテナであるバッファを定義し、その他の NIO パッケージの概要を提供します。

参照先:
          説明

クラスの概要
Buffer 特定のプリミティブ型データのコンテナです。
ByteBuffer byte バッファです。
ByteOrder バイト順序の型保証された列挙です。
CharBuffer char バッファです。
DoubleBuffer double バッファです。
FloatBuffer float バッファです。
IntBuffer int バッファです。
LongBuffer long バッファです。
MappedByteBuffer ファイルのメモリマップ領域を内容とするダイレクト byte バッファです。
ShortBuffer short バッファです。
 

例外の概要
BufferOverflowException 相対「put」操作がターゲットバッファのリミットに達したときスローされる、チェックされない例外です。
BufferUnderflowException 相対「get」操作がソースバッファのリミットに達したときスローされる、チェックされない例外です。
InvalidMarkException マークが定義されていない状態でバッファをリセットしようとしたときにスローされる、未検査例外です。
ReadOnlyBufferException 読み込み専用のバッファ上で putcompact といったコンテンツ変更メソッドが呼び出されると、チェックされない例外がスローされます。
 

パッケージ java.nio の説明

データのコンテナであるバッファを定義し、その他の NIO パッケージの概要を提供します。

NIO API は、主に次の抽象化要素から構成されます。

java.nio パッケージは、NIO API 全体で使用するバッファクラスを定義します。文字セット API は java.nio.charset パッケージで、チャネル API とセレクタ API は java.nio.channels パッケージで定義されています。これらのサブパッケージは、それぞれ固有のサービスプロバイダ (SPI) サブパッケージを備えています。それらのサブパッケージの内容は、プラットフォームのデフォルト実装を拡張するときや、代替実装を構築するときに使用します。

バッファ

説明

Buffer 位置、リミット、容量
クリア、フリップ、リワインド、マーク/リセット
  ByteBuffer get/put、圧縮、ビュー、割り当て、ラップ
    MappedByteBuffer   ファイルにマップされる byte バッファ
  CharBuffer get/put、圧縮、割り当て、ラップ
  DoubleBuffer     ' '
  FloatBuffer     ' '
  IntBuffer     ' '
  LongBuffer     ' '
  ShortBuffer     ' '
ByteOrder バイト順序の型保証された列挙

「バッファ」は、特定のプリミティブ型のデータを一定の容量だけ格納するコンテナです。バッファには、こうしたデータとともに、「位置」(次に読み込みまたは書き込みを行う要素のインデックス) と「リミット」(読み込みまたは書き込みを行なってはならない最初の要素のインデックス) が格納されます。基底クラス Buffer は、これらのプロパティに加えて、クリア、フリップ、リワインドのメソッド、現在の位置をマークするメソッド、前のマーク位置に戻るメソッドも定義します。

非ブール型のプリミティブ型を対象とするバッファクラスもあります。各クラスは、データの入出力を行う get および put メソッド、バッファの圧縮、複製、スライス用のメソッド、新しいバッファを割り当てる static メソッド、既存の配列をバッファにラップする static メソッドからなるファミリを定義します。

byte バッファには、入出力操作のソースやターゲットとして使用できるという特徴があります。byte バッファは、その他のバッファクラスにはない機能をいくつかサポートしています。

ほかで指定がない場合、このパッケージに含まれるいずれかのクラスまたはインタフェースのコンストラクタかメソッドに null 引数を渡すと、NullPointerException がスローされます

導入されたバージョン:
1.4

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バグの報告と機能のリクエスト
さらに詳しい API リファレンスおよび開発者ドキュメントについては、Java 2 SDK SE 開発者用ドキュメントを参照してください。開発者向けの詳細な解説、概念の概要、用語の定義、バグの回避策、およびコード実例が含まれています。

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